西部ガス情報システムカーリング部

カーリングの道具

ストーン

直径約30cm~円周が36インチ(91.44cm)を超えないこと
重さ約20kg~重さ44ポンド(19.96kg)を超えないこと
高さ11.43cm以上~高さは4.5インチ(11.43cm)を下まわらないこと
上記の条件をみたすグラニット(花崗岩)系の石です。
スコットランドのアルサクレイグ島産が主流となっています。

ブラシ

スウィーピング(掃く動作)とデリバリー(投球)の時のバランス、そしてスキップが指示を出すときに使います。素材としては馬や豚の毛以外に、最近は化学繊維を使ったものが出てきています。伝統的なブルーム(ホウキ型)を使うカーラーは少なくなってきました。

カーリング専用のシューズをはきます。投球する時、前にくる足の靴底(右投の人は左足)はテフロンやスチール製で滑りやすくなっており、反対の足は滑りにくいゴム製になっています。前足の靴は、投球後に滑りにくくするゴム製のアンチスライダーをつけます。

アイス

カーリングの本場カナダでは製氷の上級資格を取るまで7~8年かかるほど、カーリングの製氷は、経験がものをいう大変に重要な仕事です。
氷の表面の高低差をなくすために、何度も、散水→氷る→氷面をけずる→散水、をくり返す根気のいる時間のかかる作業です。
ジェットアイスシステム(水質改良装置)やコンピューターによる温度管理(湿度チェック)など、アイスメイクの技術もより科学的のに進歩しておりますが、最後の決め手はアイスメーカーの「感覚(センス)」です。

ペブル

氷の氷面の粒、を指します。ジョウロのようなペブルカンで水をまくと水滴が凍ってペブルの山ができます。スウィーピング(掃く動作)により氷面の摩擦熱でわずかに溶かし、ストーンの滑りを良くして誘導します。